FXで短期売買していると、たまに長い時間待たされてしまう事があります。
時間帯によっては、外貨のレートがあまり大きく動かないからです。
それだけに、外貨が大きく動く時間帯を知りたいと思っている方も少なくありません。
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保ち合い相場なので取引しづらくて困る
FXのデイトレをしていると、なかなか売買チャンスが見つからない事があります。利益を稼ぐ為に取引したいものの、肝心の外貨のレートがなかなか動いてくれないので、今ひとつ取引しづらいと感じられる事もあるのです。いわゆる保ち合いの状況です。
保ち合いの相場になった時は、あまりFXの取引は行わないが良いと言われています。むやみに取引してしまいますと、損失になってしまうケースが多いからです。しかしデイトレなどでお金を稼ぎたい方々からすると、あまりレートが動かないのは困ります。
またFXのポジションを持っている方も、レートが動かずに困ってしまう事があるのです。一旦はポジションを持ってみたものの、予想に反して含み損になってしまいました。中途半端な損失額なので、決済するかどうかも迷ってしまうケースがあります。
レートがあまり動かないタイミング
ところでFXのレートは、24時間動き続けています。
各時間帯のレートの動きを見てみますと、あまり大きく動かないタイミングがあるのです。例えば昼間の14時頃や夜明けの5時台などのタイミングです。
その2つのタイミングは、レートは殆ど動きません。後者の5時台などは、ほぼ停止状態に近いこともあります。短期売買したいなら、5時頃や14時頃は避ける方が良いでしょう。
午前中や21時半頃はよく動く
ではFXのレートはいつ頃大きく動くかと言うと、主に21時半や午前中などのタイミングです。デイトレなどで取引したい時は、その2つのタイミングにしてみると良いでしょう。
なぜ午前中にFXのレートが大きく動くかと言うと、株価との連動性です。
株価は、なぜか午前中によく動く傾向があります。多くの市場参加者が株の売買をするケースも多く、外貨の価格もそれに引きずられやすいです。
それと21時半頃にFXのレートが動きやすい理由は、欧州勢です。FXの取引をしている方々は全世界にいるのですが、特に21時頃には多くの参加者が参入してきます。
その結果、FXの取引量が比較的多くなるので、相場も活発に動きやすいのです。19時頃までは0.5円しか動かなかったドルが、21時半頃から0.7円ぐらい動くケースもたまにあります。
ですからスキャルピングやデイトレなどでFXの取引をしたいなら、午前中もしくは21時台あたりがおすすめです。