FXは少ない資金で利益を狙えるため、サラリーマンの副業にも人気が高いです。
株式の現物投資と異なりレバレッジを用いて取引するのが主な特徴になります。
FXが副業に選ばれる理由は、時間や場所に縛られにくいのが大きいです。

例えば、お昼休みや通勤などの合間を活用して取引できます。
そんなFXですが、利益を出せるようになるためには豊富な知識とテクニックが必要。
知識やテクニックだけでなくメンタル面も大切になってきます。

FXで失敗してしまう原因は色んなケースがありますが、その中でも多いのは損切り。
損失を出したくないために、ポジションを延々と持ち続けることで失敗してしまうのです。
私も例外ではなく、スワップポイント目当てでトルコリラ円を購入した時に痛い目に遭いました。

早い段階で損切りしてれば、大きな損失に至らなかったのです。
これは、株の塩漬けとよく似ていますね。
経験上、一度でも大きな含み損を抱えてしまったポジションはプラス圏域に回復したことはありません。

それは、損を発生させたくない心理が働いてしまうからだと思われます。
さらに100%の成果を求めてしまうのも理由にあるかもしれません。
しかし、投資の世界では100%の正解は存在しません。
世界的に名の知られている著名投資家でさえも、過去に何度も失敗を繰り返し現在に至ってるのです。

損切りのメリットは、心理的な影響を最小限に抑えられる点。
注文してから、相場の流れが読みと違うと感じた時点で決済すれば傷も浅いうちに損失も限定されます。
特に含み損を抱えたまま土日を挟んでしまうと、メンタルに与える影響が実に大きい。
早い段階で損切りしておけば、次の取引を行えます。

資金効率が良くなるため、機会を逃すことを防げるのです。
そのような被害を防ぐためにも、損切りの習慣をつけてきましょう。
具体的に約定したレートから30銭以上の含み損が出た時点で損切りするなどマイルールを決めておくのが理想的でしょう。

含み損が発生した時にやってはいけないことは、ナンピン買いです。
損切しないのと同様に、痛い目に遭う確率が高くなってしまいます。
要はエクスポージャーが高くなってしまいますのでやってはいけません。
雑誌で一夜で1,000万以上の損失を出してしまった投資家の涙話が特集されていました。
そのため早い損切がとても重要なのです。

FXの情報はインターネットや雑誌などでも容易に収集できるので、損切りルールを構築して下さい。
それを行うことで、ストレスをかけずに取引できるようになります。
冷静な判断ができるようになるため、勝率アップにも繋がりますよ。