殆ど全てのFX業者では、オセアニア通貨で取引できます。
いわゆるニュージーランドドルと豪ドルです。どちらのオセアニア通貨も、スワップ金利に特徴があります。金利が比較的高いですし、そこそこ大きく動く通貨なのです。
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スワップ金利の高さが魅力的なオセアニア外貨
FXの稼ぎ方の1つに、スワップがあります。日本よりは海外の方が政策金利は高めなので、注目している方も少なくありません。
各国のスワップポイントに注目してみると、欧州地域は若干低めです。ユーロあたりの外貨はスワップは若干低めですから、短期売買で活用される事が多いです。
それに対してオセアニア外貨の場合は、かなりスワップ金利が高めになっています。欧州圏の外貨よりはスワップが高めなので、よく長期売買で活用されています。
オセアニア外貨の場合、スワップは比較的安定しています。
上述のユーロなどの外貨は、たまにスワップの逆転現象が発生しますから、注意が必要です。
ある時まではプラスのスワップだったのに、ある日にマイナスのスワップになる事もあります。
その点オセアニアの外貨は、ここ数年ずっとプラスで推移しています。
安定的にスワップポイントを稼ぎたいなら、オセアニア外貨はおすすめです。
変動幅も比較的大きいオセアニア外貨
それとオセアニアの場合、外貨のレートも比較的よく動きます。
豪ドルなどはよく動きますから、デイトレで活用される事も多いです。
少なくとも南アフリカランドなどの外貨と比べれば、かなりレートの変動幅は大きいです。
南アフリカランドですと、1日あたり0.1円程度の変動幅になる事も多いですが、オセアニア外貨であれば0.8円ぐらい動くことも多々あります。
そもそもオセアニア外貨の場合、ランド円よりもレートの数字が高いでしょう。レートが大きければ、自然と外貨の変動幅も大きくなるのです。
オセアニア圏の外貨で取引する時のポイント
オセアニアの外貨でFXの取引をするなら、ユーロ圏のニュースには注目をしておく方が良いでしょう。
ユーロ圏のニュースに影響されやすいからです。
アメリカに関するニュースも、要注目です。
それとオセアニア外貨の場合、売りポジションはあまり長期保有しない方が良いでしょう。
確かに買いポジションは大きなスワップポイントを受け取れますが、その分売りポジションのスワップ支払い額も大きいからです。
この地域の外貨で売り注文するなら、基本的には短期売買が推奨されます。